タイの牛革加工工場
タイの牛革加工工場
■自己紹介
2012年からタイに滞在中でタイ語通訳者の能勢です。
今回は、タイ・バンコク近郊のあるエリアの工場団地内で最も規模の大きい牛革加工工場へ視察に行きましたので、その内容をシェアさせて頂きます。
タイでOEM生産で財布やバッグなどを生産される方は、財布の内側に使用される牛革にもこだわり品質の良い物を使用されることをお勧めしますが、この工場の牛革は間違いなくお勧めだと思いました。
タイの牛革加工工場 – 工場概要
今回視察させて頂いた牛革加工工場ですが、日本を含めヨーロッパやオーストラリア、アメリカなど世界中の国々の企業と取引のある規模の大きな工場です。
ここでは、仕入れた牛革を漂白した後、独自の手法により牛革の着色を施しています。
着色は牛革の内部までしっかりと色が染み込む方法により、どこを切っても同じ色に染まります。
タイの牛革加工工場 – グレードAAの牛革
今回は特別な牛革を見せて頂きました。
この上の写真の青い牛革は、日本産の牛革で今月12月に完成したばかりというグレードAAの特別な牛革です。
触らせて頂きましたが、肌触りは非常に良くとても柔らかい牛革です。
この牛革を仕上げるためには、日本産の牛革でしか出来ないとの事で、他の国の牛革では出来ないとの事です。
ただ、この柔らかい特別な牛革を仕上げるためにはまだ製造コストが高いらしく、
オーダーしたとしてもMOQ(最低発注数量)は1色につき250〜300ft²、かつ5色分からとなるとの事です。
上の写真の青い牛革が約28ft²ですので、1色で10枚必要となります。
まだあります特別仕様の牛革
次に見せて頂いたこちらの牛革は、インドのお客さんからの特注品との事で、ここの工場でもこれまで生産した事がない特別な牛革との事です。
やはり肌触りが良く、シワ模様になるのが特徴で擦ると光沢が出ます。
この工場では、仕様を元にOEMも可能との事です。
タイの牛革加工工場 – グレードAの牛革
こちらは1枚物の牛本革です。
グレードA以下の定番の牛革は、2〜3枚から購入する事が可能です。
価格は数千バーツからとお求め安くなっています。
当社の提携先スティングレー加工工場もこの工場から牛革を仕入れています。
まとめ
如何でしたでしょうか?
タイでOEM生産でクロコダイルやスティングレーなどの財布やバッグを生産される予定なら、製品内側に使用する牛革にもこだわりたいところです。
ここの牛革なら日本にも供給しているので、安心してOEM製品の内側に使用することが出来ます。
また、ご希望があればこの工場へのご案内も可能です。
この牛革加工工場は土曜日は営業していますが日曜休業です。
もし興味がある人がいれば下記よりご連絡をお待ちしております。
高品質の牛革でのOEM制作は、こちらのタカラトレードまで⬇️
投稿者プロフィール
- 2012年よりタイに滞在中でタイ語通訳者の能勢です。
普段からタイに滞在しています。
タイでの物販仕入れ、タイOEM生産、タイ現地のご案内などしております。
タイ語通訳が必要な場合はお気軽にお声掛けください。
タイから日本への国際物流もお任せ下さい。
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