タイに住むなら地方がおすすめ
タイに住むなら地方がおすすめ
バンコクでの生活にはもう疲れたな。
他に住むならおすすめの地域はないかな。
今回は、バンコクでの生活に疲れた方や、タイでのんびりと生活されたい方におすすめする地方での生活について解説していきます。
タイの地方でも在宅ワークで生活することも可能です。
バンコクでの生活がおすすめできない理由や、地方での生活のメリット・デメリットを解説していますので、参考にして頂ければと思います。
■目次
タイに住むなら地方がおすすめ – バンコクを避けるべき理由
まず、バンコクに住むのを避けるべき理由4選を解説します。
- 大気汚染がひどい
- 渋滞がひどい
- 固定費が高い
- 歩道が悪い
大気汚染がひどい
バンコクはPM2.5という微粒子が宙を舞っており、その微粒子を吸い込むと健康被害がもたらされます。
その微粒子はどこから発生しているかというと、建設ラッシュによって排出される粉塵や、車で燃焼される排気ガスから排出されると言われています。
バンコクにはPM2.5が大量発生する条件が見事に整っているのです。
この下のリンクはバンコクの大気汚染状況が一目で分かる指標です。
⇨バンコクのリアルタイム大気汚染指標
特に乾季である12月〜2月頃は指標の値が高く大気汚染がひどい事がお分り頂けるかと思います。
人生100年時代の現代で、健康被害は自分の寿命を縮めてしまいます。
渋滞がひどい
世界中の渋滞ランキングを調査し発表している「TomTom Internaional」によれば、2019年のバンコクの渋滞ランキングは世界11位とのことです。
⇨TomTomの世界渋滞ランキング2019年はこちら
2017年の7位より改善されていますが、それでも東京の32位よりだいぶ上位にランクインしています。
車を運転するならバンコク都内はやめておいた方が良いです。
なぜなら大幅な時間のロスに繋がるからです。
筆者もこれまで何十時間という無駄な時間を動かない車の中で過ごして来た苦い経験があります。
バンコクで渋滞が最も少ないのは4月のソンクランの時期です。
逆に最も多い時期が7月〜8月頃です。
ちょうど雨季のど真ん中の時期に渋滞が集中しているのは不幸中の幸いかもしれません。
なぜなら、雨季でればPM2.5のような粉塵は雨に打たれて大量発生を防げるからです。
固定費が高い
バンコクに住むならどうしても毎月の固定費が高くなります。
これも都会に住むならではのデメリットですよね。
バンコク都心部に働きに行くために最低でもBTS「オンヌット」駅周辺に住んでも毎月1万バーツ程の家賃が掛かってしまいます。
また、食事も毎日レストランへ外食しに行くとなるとそれだけで毎月1万バーツ〜2万バーツは掛かってくると思います。
歩道が悪い
バンコク都内の歩道を歩くと分かりますが、本当に歩行者のことを考えて歩道を作ったのかと言いたくなるような歩きづらい歩道です。
段差ででこぼこになっていたり、途中に障害物があったり、電線が切れて垂れ下がったままになっていたり、夜になると電灯もないので真っ暗で男性でも歩くと危険を感じます。
特にスクンビットを歩いていると、歩道のタイルを踏んずけてタイルが引っ繰り返りタイル下の汚水が跳ねてスボンや靴が汚れることも多々あります。
歩きづらく、つまづいて転倒する恐れのある歩道は危険と言えます。
バンコクに住むメリット
仕事先がたくさんある
バンコクに住む最大のメリットはこれに尽きると思います。
そのためにタイ人もわざわざ地方からお金稼ぎのために首都バンコクに出稼ぎに来ているのです。
他にもショッピングが出来たり美味しいレストランがたくさんあったりしますが、どれも無駄遣いの温床でしかないのでメリットではないですよね。
会社に行くためだけにバンコクに住むなら、バンコク都内は最も適した場所だと思います。
地方に住むデメリット
ではタイの地方に住むデメリットは何でしょうか。
就職先が無い
地方に住む最大のデメリットはこれ一点に尽きると思います。
要は働き先が無いので、お金を稼ぐ事が出来ないのです。
では、地方でもお金を稼ぐ事が出来れば、もはやデメリットはなくなります。
現代の社会はネット環境が整っていれば何処にいてもお金を稼ぐ事が可能な社会です。
そのためには、会社に行かずとも稼げる仕組みを作り上げる必要がありますよね。
タイの地方で在宅ワークをする方法
そこでおすすめなのが、タイのどこにいても日本の仕事を受注出来て、日本の銀行口座に振込が可能な仕事を獲得する方法です。
それがこちら⬇️
⇨クラウドワークス
筆者もタイにいながら日本の仕事を受注して報酬として毎月10万円程度の収入を得ていたこともあります。
そして日本の銀行口座に入っているお金をタイでキャッシュカードで引き出して生活費として使うことが可能です。
タイに住まわれるならバンコクに固執せず、地方に住まわれることも検討するのも良いかも知れません。
地方に住むメリット
では逆に地方にするべきおすすめの理由3選について解説していきます。
具体的には下記の通りです。
- 空気が新鮮で健康的
- 毎月の固定費を抑える事が出来る
- 渋滞がない
空気が新鮮で健康的
地方では、建設ラッシュや渋滞が少ないためPM2.5のような微粒子はバンコクほど宙を舞っていません。
小さなお子さんや妊婦の方がいらっしゃるなら、なおさら新鮮な空気のところで住まわれた方が安全です。
PM2.5のような微粒子は成長期にある幼児や妊娠中のお腹の赤ちゃんに悪影響を及ぼすとも言われています。
また、長期的にPM2.5を体に取り入れると癌などの疾病を引き起こすとも言われているので、長期的にタイに滞在されるのなら地方に住まわれるのがおすすめです。
固定費を抑える事が出来る
タイの地方の家賃は、新築のコンドミニアムでも月3,000〜4,000バーツ(11,000円〜15,000円)程で借りる事が出来ます。
毎月の固定費を抑えるなら地方での生活は最適です。
地方であれば、美味しいレストランなどの誘惑もありません。
自炊すれば健康的ですし、節約もできるので無駄な食費を削ることも出来ます。
渋滞がない
バンコク都内を出ると渋滞はそれ程感じられないかと思います。
車はスムーズに流れますので、無駄にストレスを抱える必要もありません、
地方に住むなら車は必須になりますが、車があれば毎週の旅行が楽しくなること間違いありません。
地方に住むなら
それではタイの地方に住むならどこが良いかおすすめの地域を4ヶ所ご紹介したいと思います。
- ウボンラチャタニー県
- チェンマイ県
- ナコーンラーチャシーマー県(通称コラート)
- BTSやMRTの最終駅
ウボンラチャタニー県
タイの最東部に位置していて、日本人はほとんどいませんがここに住むのもおすすめです。
観光スポットもたくさんあり、毎年7月頃にはキャンドル・フェスティバルも開催され、世界中から多くの観光客の方も訪れます。
ラオスの国境に面していて、簡単にラオスにも入国できます。
入国した先のラオスも地方で田舎なので、興味深い観光スポットがたくさんあるのが魅力的です。
下記にウボンラチャタニ県のおすすめスポットについてまとめているので、よかったらこちらの記事もご覧下さい。
参考記事 – ウボンラチャタニおすすめスポット
ウボンラチャタニ県のおすすめスポットをまとめています。良かったら参考にして下さい。
チェンマイ県
チェンマイは山岳地域で標高の高い丘や山があるので、バンコクのように暑くなく涼しくて過ごしやすいところです。
日本人も多く訪れる地域で、日本語学校もあり、日本人にはとても住みやすいところです。
バンコクから国内線で1時間程で行けるので、チェンマイに住みながら週末はバンコクに買い出しに来るような生活もおすすめですよ。
ナコーンラーチャシーマー県
通称コラートと呼ばれる県です。
最近では2020年2月の兵士による銃撃事件でも有名になりました。
銃撃事件と聞いて怖いと思われる方もいるのではないかと思いますが、あの事件はコラートという地域柄発生したものではないのでご安心下さい。
あの事件は、事件を勃発させた一人の兵士がたまたまコラートにいたせいで、コラートの住民が被害に合ってしまいましたが、コラートだから事件が発生したという訳ではないのです。
コラートも最近はターミナル21が進出したり、カオヤイ国立公園や農園など観光スポットがたくさんあるので、過ごしやすいところなのでおすすめです。
BTSやMRTの最終駅
どうしても会社に通うためにもバンコクに行かなければならないのなら、BTSやMRTなどの最終駅付近に住むのがおすすめです。
ただ、BTSもMRTも延伸されて今住んでいるところが最終駅でなくなる可能性もあります。
まとめ
如何でしたでしょうか。
バンコクには観光や遊びで行くのはいいですけど、住むにはあまり良い環境ではありませんね。
タイに住むならバンコクでなくても、健康的で無駄遣いもしない地方で、観光スポットなどにも行けて楽しめるのでおすすめです。
ご質問などある方は下記のお問い合わせよりご連絡ください。
投稿者プロフィール
- 2012年よりタイに滞在中でタイ語通訳者の能勢です。
普段からタイに滞在しています。
タイでの物販仕入れ、タイOEM生産、タイ現地のご案内などしております。
タイ語通訳が必要な場合はお気軽にお声掛けください。
タイから日本への国際物流もお任せ下さい。
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